夏みかん,橙,柚子 加工から製造・販売・卸 | 山口県萩市柚子屋本店

橙(だいだい)ってどんな柑橘なの?

橙(だいだい)はミカン科の低木です。 インドのヒマラヤ地方原産で古くに中国から渡来しました。世界中で広く植栽されており、ヨーロッパではサワーオレンジといわれて親しまれています。果実は春になると再び緑色に戻り、「回青橙(かいせいとう)」とも呼ばれています。

萩の橙(だいだい)は、9月中旬から12月までが収穫時期です。1本の木に2代3代と続けて実を付けることから、 子孫繁栄を呼ぶ幸福の果実として古くから民家の庭先に植えてあります。又、代々栄えるという意味から正月の飾りつけとしても広く使われています。

山口県の萩・北浦地方では・・・

萩・北浦地方では、昔から刺身を橙(だいだい)の果汁で食べることが最高の贅沢とされてきました。

そして現在では、毎日の食生活で刺身や鍋物のほか、焼酎割り、蜂蜜を加えて水や炭酸水で割る健康飲料として愛用される方が増えております。

橙果汁には多くの機能性成分が含まれていることが発見されて以来、健康維持にも役立っています。

柚子屋本店の『橙(だいだい)』へのこだわりと愛情

柚子屋本店では厳選した萩特産の橙を、苦味が出ないように愛情を持って一玉ずつ丁寧に手搾りし、果汁の一部を生果汁のまま一定の温度で熟成させております。

当社独自の技法によって造り上げた『橙酢』は、独特のまろやかな味と、芳醇な香りに定評があります。普通酢のような、酢のタチ(鼻にツンとくる酢酸臭)が全くありません。さらに、天然のクエン酸が多く含まれていますので、栄養価が高く健康にも良いのです。

柚子屋本店の橙果汁の特徴

1.安心!(無添加・自然食品)
残留農薬なし。(山口県衛生公害研究センター分析)

2.味と香りが良い!
橙(だいだい)を一玉ずつ丁寧に搾り、一定温度で天然熟成させた自然のうまさ。

3.栄養価が高い!
豊富なビタミンCとカルシウム。

★参考比較

100g当たりビタミンCカルシウム
橙(だいだい)果汁 35mg 12mg
レモン果汁 45mg 7mg

分析者:科学技術庁資源調査会

注目すべき、3つの機能とは?

第1の機能

リモノイド効果
腫瘍増殖の抑制作用
⇒ リモノイド配糖体の含有量370ppM/100gは柑橘類で最多。
(参考:夏みかん360ppM、温州みかん80ppM)
ヘスペリシン効果
強力な抗酸化物質
⇒ ヘスペリシン(ビタミンP)、ビオフラボノイドとして100mg・100g
ヘスペリシン(ビタミンP)+ビタミンC効果
相乗効果で癌予防効果を増強
⇒ ビタミンCの含有量35mg/100g(参考:レモン45mg)

第2の機能

リモノイド効果
腫瘍増殖の抑制作用
ペクチン効果
腸壁にゼリー状の膜を作り、有害物質の吸収を阻害する
カリウム効果
体内の過剰塩分と結合し、対外に排出させる
カルシウム効果
あらゆる生理機能の調整と対外排泄カルシウムの補給
ペクチン+カリウム効果
相乗効果で有害物質除去作用を増強させる

ペクチン、カリウム(190mg/100g)、カルシウム(12mg/100g)の含有量が多い。
【比較参考 レモン:カリウム100mg/100g、カルシウム7mg/100g】

第3の機能

主要成分
機能
クエン酸
体内に食物が吸収されると一定のサイクルをもとに代謝が行われる。(TCA cycle)
★クエン酸効果 ⇒代謝サイクルを正常にし、体内から乳酸がたまらないようにする
活性酢酸
活性酢酸にはタンパク質を凝集させる性質のほかに、もう一つ、プレーンアミノ酸を結合させる作用がある。プレーンアミノ酸とは、脳を通過するアミノ酸のことである。どんな物質でも脳血液関門(BBB)を通貨しなければ脳には入れないので、アミノ酸が縮合してプレーンアミノ酸が必要となるが、その作用を活性酢酸が助ける。
活性酢酸とクエン酸の関係
人が酸っぱいという味覚を感じたとき、人間の体内に持つクエン酸が活性酢酸の働きを増強させる。脳にいく栄養分がBBBを通過するとき、体内のクエン酸がpH4.0以下の酸性に傾くと、このクエン酸が活性酢酸に影響を与え脳の代謝効果を増強させる。また、クエン酸が体内に吸収されると生体細胞以内でクエン酸が活性酢酸に変化する。
★活性酢酸効果 ⇒脳の代謝と脳循環が良くなり、学習能力と記憶力がアップする。また、ボケ防止にも効果があると学問的に立証されている。

機能性食品(ファンクションフード)は、生活習慣病などの疾病疾患リスクの低減や予防に大いに役立つものです。しかし、機能性成分の摂取にはなるべく自然のものを食物として口に入れることが大切です。味覚は人間が持つ優秀なセンサーです。味覚によって脳が体内の循環に必要な指令を出して代謝を促進させながら健康を維持しています。自然の素材を添加物を使わずに食品として利用することは、人体のバランスや安全を保つ上での最良の方法だといえます
(食品栄養学・ファンクションフード研究家 医学博士 富田和夫)

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